スウェーデン側と日本側の意向にズレがあり、帰国日の調整に苦戦していた旦那さま。
自由なスウェーデンとルール通りに進めたい日本。
「帰れないことはないでしょ。なんとかなるよ。」
「早く帰ってきてよ」
この言葉が、
日々、経由する可能性のある国の情報を確認し、1歳児がホテルで缶詰になるカオスな状態をなるべく短くするにはどのタイミングでどのようにすればいいのか真剣に考えていた旦那の気分を害した。
“すっとこどっこい上司”だ。
私はいつもこの上司とのエピソードを微笑ましく聞かせてもらってる。
エピソード1
海外出張に旅行気分で着いてきて、ホテルのチェックインで英語が話せず一人無言でフロントに立ち、旦那のフォローを待つ。
旦那→そっと見守る。
エピソード2
海外出張にてホテルの部屋のWi-Fiがつながらず、業者が来る大ごとになり旦那に電話で助けを求める。
旦那→電話を切り眠る
エピソード3
上司が会議に使う英語資料の翻訳を頼まれる。本人も数ページやるがほとんど旦那任せ。(旦那も英語が得意なわけではない。)
翻訳完了し、帰宅しようとしたところ、間違えて上書き保存されすべて消される。
旦那→心の中で、てめぇなにしてくれてんだ。と思う。
エピソード4
ほんの少しだけ関わった仕事内容を社内発表してほしいと頼まれる。担当者が発表したほうがいいし内容も弱いと提案し断る。
3連休明け、代替え案としてまったく関わってない仕事の発表を頼まれる。
旦那→3日間何してたんですか?と言い放つ。
年々上司に対する旦那の態度が雑になってしまっていますが…
なんだかんだ仲はいい2人
(本当かよ。)
無邪気に人を振り回す”すっとこどっこい上司”というだけです。
そんなこんなで今回も不必要にかき乱されたようで…
もちろん、それはほんの一部で一番は会社への説明と説得に追われていたようです。
が、結論、9月28日まではデンマークからの直行便を停止しているため、9月29日のフライトをおさえました。
もしかしたら直行便停止の延長も考えられますが、もう諦めて一か八かに賭けます。
直行便がダメになった場合も想定して、ドイツ経由のフライトも手配済み。
2つの選択肢を持って、帰国に臨みます。
本来の帰国日より1カ月遅れとなりました。
日本帰国後は2週間の隔離期間がありますが、小さい子供がいることから、自宅で過ごすことを希望中。
空港から自宅へは会社がハイヤーを用意すると言ってくれているので、
その通りに進めばうまく帰国を乗り切れそうです。ありがたい。
とりあえず、帰国日が決まったので、あとはそこに向けて動くのみ。
残り1カ月ちょっとのスウェーデン生活と思うと急に寂しくなってきました。
行きたいところはもっとあったのにコロナによって残念ではありましたが、初めての海外生活を経験させてもらっていい刺激を受けました。
ルンド、住みやすいいい街だったな。
スウェーデンの人みんな優しかったな。




新しく駅前にできた路面電車の線路。電車走る所見たかったな。
あれ、なんかもう終わったみたいになってしまった。
残り、帰国準備をしながら、羽をのばしすぎない程度に少しくらいはお出かけできたらなんて。
しんみりしちゃうな。
コメント